TRANS ARTS TOKYO 2014

10/22
『東京文化資源区』構想 公開ラウンドテーブル
Public Round-table:Tokyo Cultural Resource District vision
2020年の東京、そこで期待される東京の文化資源とは何か。
北は寛永寺から南は旧江戸城に至る東京都心北部一帯は、幕末以降に蓄積された近代日本文化の所産=文化資源の日本最大の集積地です。特に、上野、谷根千、本郷、神保町、秋葉原は、それぞれの分野で世界に誇る集積度を持つと同時に、わずか半径1.5キロ内の徒歩圏『東京文化資源区』を形成しています。
『東京文化資源区」構想では、2020年に向けて世界に日本文化の豊かさの発信を図るために、この地域が備える文化資源の活用・連携・再創造のあり方について提案していく予定です。
本ラウンドテーブルは、神田地区を舞台に開催する文化プロジェクト「TRANS ARTS TOKYO 2014」の連携プログラムとして、この地域の文化資源に関わる様々な研究者・実践者が集い、その可能性・方向性を論議していくことを目指します。

定員に達しましたので、参加申し込み受付終了いたしました。

登壇者

太下義之

三菱UFJリサーチ&コンサルティング文化政策センター長。公益社団法人日展理事、公益財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)評議員、公益社団法人企業メセナ協議会監事。文化経済学会<日本>理事、文化政策学会理事、コンテンツ学会理事。文化審議会文化政策部会委員、経済産業省「クリエイティブ・エコノミー研究会」委員(2011年度)など、文化政策関連の委員を多数兼務。

北郷悟

東京藝術大学教授・理事。1953福島県生。1979年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了、1987年東京藝術大学美術学部彫刻科非常勤講師、1996年文化庁在外研修イタリア・ミラノのブレラアカデミア美術学校に在籍、1997年東京藝術大学美術学部彫刻科助教授、1990年造船プロジェクト、フォルムデザインにより通産省グッドデザイン賞受賞。

小泉秀樹

東京大学教授。1964年東京都生まれ。専門はまちづくり、コミュニティ・デザイン。研究成果をふまえつつ多くの各地の住民、市民団体、自治体とまちづくり、コミュニティ・デザインの実践に取り組んでいる。東日本大震災からの復興まちづくりでは、釜石市、大槌町、陸前高田市に支援を行っている。

小林正美

明治大学教授。アルキメディア設計研究所主宰。東京大学大学院博士課程修了(1989)ハーバード大学客員教授(2002), 専門は建築設計および都市デザイン論。「シャレットワークショップ」の手法により全国各地でまちづくり支援活動に参加。東京の下北沢地区、岡山県高梁市、兵庫県姫路市などの都市デザインを具体的に手掛ける。

高野明彦

国立情報学研究所教授.1956年生まれ。東京大学数学科卒業。国立情報学研究所教授。NPO連想出版理事長も務める。専門は関数プログラミング、プログラム変換、連想情報学。研究成果の「連想検索」エンジンは「新書マップ」「想・IMAGINE」など数々のサービスに応用されている。著書に『311情報学?メディアは何をどう伝えたか』(共著、岩波書店)ほか。

田熊清德

千代田区観光協会理事。昭和35年生まれ。昭和57年、楓屋に入社。平成24年、代表取締役に就任する。千代田区都市計画審議会委員、千代田区観光協会理事、内神田鎌倉町会庶務、神田技芸祭実行委員長、神田うまいもんツアー主宰など、神田の活性化に向けてまちづくり・地域イベント・祭礼などに、積極的に取り組んでいる。楓屋は大正14年、神田で創業した洋家具メーカー。

中村政人

東京藝術大学准教授、コマンドN代表理事 1963年秋田県大館市生まれ。「社会」や「教育」における美術の在り方を問いかけ、地域に活動の場としくみを生み出す実践を重ねるアーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2002年)日本代表。1998年よりアーティスト・イニシアティブ・コマンドNを主宰。2005年、アートスペース「KANDADA」(神田)での活動を経て、2010年に「3331 Arts Chiyoda」を立ち上げる。

西本千尋

㈱ジャパンエリアマネジメント代表取締役。歴史的建築物活用ネットワーク(HARNET)事務局。埼玉大学経済学部、京都大学公共政策大学院卒業。公共政策修士(専門職)。公共空間の利活用、古民家特区などの制度づくりに携わる。

濱口博行

東アジアサッカー連盟CFO 日本橋人形町出身。1972年電通入社。1984-91年NY勤務。1994-2002年W杯日本招致委員会国際部長、JAWOC事務局参与等を歴任。2006年電通サッカー事業局長就任。2012年退職後、㈱オフィス濱口を設立、東アジアサッカー連盟CFO、JFA国際委員、広島経済大学教授を務める。

マニュエル・タルディッツ

明治大学特任教授 1959年パリ生まれ。パリ建築学校卒業、その後日本へ留学、東京大学大学院工学部建築学修士取得。1992年設計事務所セラヴィアソシエイツを設立し、東京にて設計活動を始める。1995年みかんぐみを共同設立、現在ICS カレッジオブアーツ副校長、明治大学大学院理工学研究科建築学専攻特任教授。 2006年フランス芸術文化勲章(シュヴァリエ)受賞。

森まゆみ

作家 作家・1954年東京生まれ、早稲田大学政経学部卒業、東京大学新聞研究所終了。1984年に仲間と地域雑誌「谷中・根津・千駄木」を主宰。地域の記憶を記録に替え谷根千ブームの火付け役となった。著書に『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)『青鞜の冒険』(紫式部文学賞)など。

森川嘉一郎

明治大学国際日本学部准教授 早稲田大学大学院修了(建築学)。2004年ベネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナーとして「おたく」展を製作。明治大学にて「東京国際マンガミュージアム」(仮称)の開設準備に関わる。著書に『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』など。

吉見俊哉

東京大学教授・副学長 1957年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学・文化研究・メディア研究専攻。集まりの場におけるドラマ形成を考えるところから、近現代日本の大衆文化と日常生活、その文化政治をテーマに研究を展開。おもな著書に、『都市のドラマトゥルギー』(河出文庫)、『カルチュラル・スタディーズ』(岩波書店)等、多数。
開催日時
会場
入場料
ご予約?お問合せ
10月22日(水)18:30?20:30
ワテラスコモンホールMAP
1000円(当日)
info@commandn.net
お申込の際には、件名を「ラウンドテーブル参加申込」として、お名前、ご所属、懇親会の参加希望の有無、連絡先メールアドレスを明記の上、お申込みください。
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日時
会場
参加料
懇親会(ラウンドテーブル終了後)
2014年10月22日21:00-22:00
カフェ&ダイニング Terrace 8890(ワテラスコモン3F)MAP
3000円
主催:
東京ルネサンスの会(仮称)
共催:
一般社団法人非営利芸術活動弾多岐コマンドN
後援:
安田不動産株式会社
協力:
一般社団法人淡路エリアマネジメント